FX初心者がまず知るべき注文方法の基礎知識
FX(外国為替証拠金取引)の世界へようこそ!「FXって難しそう…」「専門用語が多くて、どうやって取引を始めたらいいかわからない」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか?でも、安心してくださいね。FXの基本は、実はとってもシンプルなんです。
まずは、トレードの第一歩となる「注文方法」の基礎から学んでいきましょう。ここさえしっかり押さえれば、自信を持って取引をスタートさせることができますよ!
FXの注文とは?売買が成立する仕組みを解説
FXにおける「注文」とは、一言で言えば「どの通貨を、いつ、いくらで買いたい(または売りたい)か」をFX会社に伝えることです。私たちが注文を出して、それがFX会社を通じて市場で受理されると「約定(やくじょう)」、つまり売買成立となります。
FXでは、常に「買いたい人」と「売りたい人」が取引をしています。例えば、「1ドル=150円で買いたい!」というあなたの注文に対して、市場に「1ドル=150円で売ってもいいよ」という人がいれば、取引が成立する仕組みです。
面白いのは、FXは「買い」からだけでなく「売り」からも取引を始められるという点です。
- 買い注文(ロング):安く買って高く売ることで利益を狙う
- 売り注文(ショート):高く売って安く買い戻すことで利益を狙う
このように、円安でも円高でも利益を出すチャンスがあるのがFXの魅力ですね!まずは、この「注文を出す」という行為が、すべての利益の源泉になることを覚えておきましょう。
注文を出す前に確認したいスプレッドと手数料
注文を出す前に、初心者の皆さんに絶対に知っておいてほしいのが「コスト」の話です。FXには大きく分けて2つのコストが存在します。
| コストの種類 | 内容 |
|---|---|
| 売買手数料 | 取引ごとにかかる料金。最近のFX会社では「無料」が一般的です。 |
| スプレッド | 「売値(Bid)」と「買値(Ask)」の差額。これが実質的な手数料となります。 |
特に重要なのが「スプレッド」です。取引画面を見ると、「150.000 – 150.003」のように2つの価格が表示されていますよね。この0.003円(0.3銭)の差がスプレッドです。注文を出した瞬間、この差額分だけマイナスからスタートすることになります。そのため、スプレッドが狭い(小さい)FX会社を選ぶことが、利益を残すための大切なポイントなんです!
利益を狙うFX初心者に必須!基本の注文方法3選
FXにはたくさんの注文方法がありますが、最初からすべてを覚える必要はありません。まずは、基本となる3つの方法をマスターするだけで、十分なトレードが可能ですよ。それぞれの特徴と使いどころを見ていきましょう。
すぐに取引を始められる「成行注文」のメリット
「成行(なりゆき)注文」は、価格を指定せずに「今すぐ、この瞬間の価格で取引したい!」という時に使う注文方法です。一番シンプルで、初心者の方が一番最初に触れる方法でしょう。
【メリット】
・とにかく約定スピードが早い!チャンスを逃しません。
・操作が簡単で、スマホアプリからも数タップで注文が完了します。
【注意点】
相場の動きが激しい時は、画面に表示されている価格と、実際に取引が成立した価格が少しズレることがあります。これを「スリッページ」と呼びます。思いがけない価格で買ってしまうこともあるので、落ち着いて操作するのがコツですよ。
安く買って高く売る!「指値注文」で効率よく稼ぐ
「指値(さしね)注文」は、「価格がここまで下がったら買う」「ここまで上がったら売る」とあらかじめ指定しておく方法です。「予約注文」のようなイメージですね。
例えば、今の価格が1ドル=150円だけど、「149円まで下がったらお得だから買いたいな」と思った時に、149円で指値注文を出しておきます。すると、あなたが寝ている間でも、仕事をしている間でも、価格が149円にタッチすれば自動的に注文が成立します。
【活用のヒント】
・「安く買って高く売る」の王道スタイル。
・ずっと画面を見ていなくていいので、忙しい会社員や主婦の方にぴったりです。
・自分の理想の価格で取引できるので、計画的なトレードができます。
損失を最小限に抑える「逆指値注文」の重要性
初心者の方に、指値注文よりも大切だと言っても過言ではないのが「逆指値(ぎゃくさしね)注文」です。名前は似ていますが、使い方は全く逆です。
逆指値注文は、「今の価格より不利な価格になったら注文を出す」方法です。「えっ、損をするのに注文を出すの?」と思うかもしれませんが、これがFXで生き残るための「命綱」になります。
例えば、150円で買ったけれど、「もし149円まで下がってしまったら、これ以上損を広げたくないから決済しよう」という時に使います。これが、いわゆる「損切り(ストップロス)」です。
また、「151円の壁を越えたらもっと上がりそうだから、そこで買いたい!」という強気の追随注文としても使われます。特に損切りのための逆指値は、初心者のうちは「必ずセットで出す」くらいの気持ちでいるのがベストですよ!
忙しいFX初心者も安心な予約注文と自動注文の仕組み
「仕事中に相場が動いたらどうしよう…」「夜寝ている間に暴落したら怖いな」そんな悩みを解決してくれるのが、複数の注文を組み合わせる便利な仕組みです。これを使えば、FXにかじりつく必要はなくなりますよ!
新規と決済をセットで出す「IFD注文」の活用法
IFD(イフダン)注文は、「もし注文が成立したら(If Done)、次の注文を出す」という2つの注文をセットにする方法です。
具体例を見てみましょう。
「145円になったら新規で買って、その後146円になったら利益確定のために売りたい」という2つの希望を一度に予約できます。
【IFD注文の流れ】
- 「145円で買い」という新規注文を予約
- 同時に「146円で売り」という決済注文を予約
- 145円になった瞬間に「買い」が成立し、自動的に「146円の売り」が有効になる
最初の注文が成立しない限り、2つ目の注文は出されません。非常にシンプルで使い勝手の良い方法です!
利益確定と損切りを同時に指定する「OCO注文」
OCO(オーシーオー)注文は、「2つの注文を同時に出しておき、どちらかが成立したらもう片方をキャンセルする」という方法です(One Cancels the Other)。
すでにポジション(通貨を持っている状態)がある時に便利です。
「150円で買ったドル、上がって151円になったら利益確定したいし、逆に149円に下がったら損切りしたい。どっちに転んでもいいようにしておこう!」というわがままな(?)希望を叶えてくれます。
| 状況 | OCO注文の内容 | 結果 |
|---|---|---|
| 予想通り上昇 | 151円で利益確定の指値 | 利益ゲット!損切り注文は自動消滅。 |
| 予想外の下落 | 149円で損切りの逆指値 | 最小限の損失で終了。利益確定注文は自動消滅。 |
これで、相場がどっちに動いても「対応しきれなかった…」と後悔することがなくなりますね。
究極の自動化!「IFO注文」でチャンスを逃さない
「IFD」と「OCO」を組み合わせた、いわば最強の注文方法が「IFO(アイエフオー)」注文です。
これは「新規注文+利益確定の決済注文+損切りの決済注文」の3つを一度に出す方法です。
【設定のイメージ】
- 新規:148円になったら買う
- 決済A:150円になったら利益を確定させる
- 決済B:147円まで下がったら損切りをする
この3点を設定してポチッと押すだけ。あとはFX会社があなたの代わりに24時間相場を見守ってくれます。これこそが、忙しい現代人に最適な「ほったらかしトレード」の基本形と言えますね。
FX初心者が失敗しないための損切りと注文方法のコツ
注文方法を覚えるのは第一歩ですが、本当に大切なのはその「使い方」です。FXで大きな失敗をしないために、覚えておいてほしい心構えをお話ししますね。
感情に左右されないルール作りと注文の使い分け
FXで負けてしまう最大の原因は、実はテクニック不足ではなく「感情」にあります。「もう少し待てば価格が戻るかも…」という根拠のない期待が、損失を大きくしてしまうのです。
それを防ぐための最強の武器が、先ほど紹介した「自動注文(IFOなど)」です。
- 注文を出す前に、あらかじめ損切り価格を決めておく
- 決めたら、自動注文を設定して画面を閉じる
- 結果が出るまで、むやみに注文を変更しない
このように、「注文を出すときにはすでに終わりの出口も決めておく」というルールを徹底しましょう。これだけで、初心者でもプロのように冷静なトレードができるようになりますよ。
スリッページを防いで有利な価格で注文する方法
成行注文のところで少し触れた「スリッページ」。これを防ぐために、多くのFX会社には「許容スリッページ」という設定があります。
これは、「設定した値幅以上に価格がズレたら、無理に注文を成立させないでね」という制限をかける機能です。例えば「3pips(0.3銭)」と設定しておけば、予期せぬ大きな価格変動の際に、不利な価格で買わされるリスクを減らすことができます。特に初心者のうちは、この設定を有効にしておくことで「えっ、こんな高いところで買っちゃったの?」という悲劇を防げますよ!
初心者でも迷わない!FX注文方法の具体的な実践ステップ
知識がついたら、次はいよいよ実践です。でも、いきなり自分のお金を投じるのは怖いですよね。そこで、スムーズにデビューするためのステップをご紹介します。
デモトレードで各注文方法の操作に慣れよう
まずは、多くのFX会社が提供している「デモトレード」を活用しましょう。デモトレードとは、架空のお金を使って本物と同じ環境で取引の練習ができる機能です。
ここで練習すべきは以下の3点です。
- ボタンの配置を確認:「買い」と「売り」を押し間違えないように!
- 予約注文を出してみる:IFO注文などを設定してみて、実際にどう約定するかを体験。
- スピード感に慣れる:相場が動いている時に、成行注文を出す練習。
デモならどれだけ失敗してもお金は減りません。「指値ってこういうことか!」と直感的に理解できるまで、何度でも触ってみるのが上達の近道です。
直感的に操作できるスマホアプリの選び方
最近のFXトレードの主流はスマホアプリです。パソコンを持っていなくても、スマホさえあれば本格的な取引が可能です。初心者の方がアプリを選ぶ際に注目すべきポイントはここです!
- ワンタップ注文機能があるか:チャンスを逃さず、直感的に注文できるか。
- チャート画面から注文が出せるか:グラフを見ながら「ここだ!」と思ったところで即注文できると便利です。
- プッシュ通知機能:注文が成立した時にスマホに通知が来るか(これ重要!)。
使いにくいアプリだと、注文の入力に時間がかかってストレスが溜まってしまいます。いくつかの会社のデモアプリを触ってみて、「自分にとって一番しっくりくるもの」を選んでみてくださいね。
正しい注文方法をマスターしてFXで着実に収益を伸ばそう
お疲れ様でした!ここまで読んだあなたは、もうFXの注文方法については初心者卒業レベルの知識を持っています。
最後に大切なことをまとめます。
- まずは成行・指値・逆指値の基本3つを覚える!
- 忙しい人はIFD・OCO・IFOの自動注文を味方につける!
- 感情に負けないよう、損切り注文は必ずセットで出す!
- 最初はデモトレードで操作に慣れる!
FXはギャンブルではありません。正しい知識を持って、注文機能を正しく使い分ければ、リスクをコントロールしながら利益を積み上げていくことができる素晴らしいツールです。
最初はドキドキするかもしれませんが、少額から、あるいはデモトレードから一歩を踏み出してみましょう。あなたが注文ボタンを自信を持って押せるようになることを、心から応援しています!さあ、ワクワクするFXの世界へ、一緒に出発しましょう!

